オーラとは
私の考えだ。
オーラは作り出すことが出来る。しかし簡単には作れない。
オーラのある人間はその場の空気感を一変させることが出来るが、私はオーラのある人間はその場の空気感を「作り出すことが出来る」とも考えている。
ある例を出そう。
2014年ブラジルで開催されたFIFAワールドカップにおけるグループC第1節日本vsコートジボワールの一戦。日本は開始早々に本田圭佑がゴールを決め、その後も試合を優位に進めていた。コートジボワールも日本の勢いに押され諦めのムードが漂っていた。
しかし後半17分、コートジボワールはある男を投入する。
コートジボワールの英雄的存在、国民から「大統領」と呼ばれる唯一無二の選手。コートジボワールを愛し全国民から愛される真の男。
彼の投入と共にピッチの空気感が一変した。圧倒的なオーラを放つドログバは日本選手たちを萎縮させた。同時にコートジボワールの選手たちの瞳に力が宿った。
徐々に試合はコートジボワールのペースで進んでいく。コートジボワールは立て続けに2点を奪い日本に勝利したのだ。
私はライブ配信でこの試合を見ていたのだか、ドログバがピッチサイドで交代の準備をしている時、「日本ヤバいんちゃうん⁈」と直感的に思ったものだ。
場を一変させ空気感を作り出しコートジボワールに勝利をもたらしたドログバ。彼のようなオーラを手に入れるヒントがある。
以前ある動画を見た際に「緊張感のあるシチュエーションで心臓がキュッと引き締まるような感覚、それを経験した回数がオーラ」と解説されていた。
ドログバはこのようなシチュエーションに幾度となく出くわしたのだろう。その回数がドログバの「彼がいれば俺たちは絶対に勝てる」とチームメイトに思わせたと私は思う。
貴方の日常に「心臓がキュッと引き締まる」シチュエーションはいくつあるだろう?
ぬくぬくと生きている場合ではない、修羅場を潜り抜ける準備は出来ているか?
そしてそれを私自身にも言い聞かす。
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